日中は暖かい日が増え、季節の移ろいを感じる頃となりました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、クリニックから国領小学校へ向かう道に植えられている街路樹のお話です。
冬のあいだに剪定されたのか、ずいぶんとすっきりとした姿になり、「ここまで切ってしまって大丈夫なのだろうか」と、少し気にかかっていました。

4月になり、ふと足を止めて幹をよく見てみると、小さな芽が出ているではありませんか。葉は枝のあたりから生えてくるという先入観があったのですが、幹からも芽吹くのですね。

通りすがる時に観察するようにしていたところ、5日後には小さな葉になっていました。かわいいですね。

さらに日を追うごとにしっかりとした葉へと育っていく様子がよくわかります。1週後には幹の周囲は緑に覆われ、葉の形は前が大きく後ろが小さい星形になり、色もしっかりした緑色になってきました。芽が後の成長はあっという間ですね。

調べてみると、この木はアメリカフウという木で、夏には葉が生い茂り、秋には紅葉し、冬には葉を落とすとのことです。普段は何気なく通り過ぎてしまう街路樹ですが、少し立ち止まって観察してみると、愛らしく思います。
頭の中が考え事で一杯になったとき、一歩外に出て、身近なものに目を向けてみるのもよいと思います。観察することで、内に向かっていた気持ちが外に向かうかもしれません。
新緑のこの季節、いつもよりゆっくり歩き、身近な自然を観察してみてはいかがでしょうか。

