今年の夏は雨の日が続きましたので、お出かけできなかった方も多いのではないでしょうか。やっと長雨の季節が抜けましたね。
休診日のお昼、天気に恵まれていたので、久しぶりにクリニックから多摩川サイクリングロードに向かってみました。ロードバイクではなく、シティサイクルに乗ったので、ゆっくりのんびりです。
長年走っているサイクリングロードですが、道路の補修や護岸工事が進み、少しばかり景色も変わった気がします。この日は工事のダンプカーが砂埃を上げて河川敷を走っていて、嫌だなと思いながら進みます。蚊柱もまだありますね。でも、それが多摩川の自然です。
京王多摩川を過ぎ、しばらく走ったあたりで河川敷に降りる道を発見。長年走っていますが、いつもなら通り過ぎるところです。今日は急ぐこともありません。寄り道して降りてみます。平日ということもあり、ほとんど人はいません。
舗装路の先に野原が広がり、川の流れが聞こえてきます。川に近づくと、ベンチが3つほどあり、そこでしばし休憩。
ベンチに寝転がり空を見ると、雲が流れていくのがわかります。目を閉じると、肌をなでる風、草の匂い、雲の合間の日差しの温もりが感じられ、気持ちよいですね。目を開ければ、空と雲。これまた贅沢な時間です。

夏は灼熱の日差し、冬は冷たい風、決して自然は優しくありませんが、四季折々、多摩川は私たちの五感を刺激してくれます。
日々診察室で長く過ごしていると、いつ晴れてきたか、いつ雨が降ってきたか、いつ風が吹いてきたか、ほとんどわかりません。あまり人間的じゃありませんね。
この日、寄り道ができたのは、急ぐ必要がなかったからです。寄り道は、心にゆとりがあるときの楽しみなのかもしれません。そして、寄り道をすることで、ゆとりが少し戻ってくることもあるように思います。
みなさんはいかがでしょうか。
調布周辺は、野川や神代植物公園など、幸い自然に恵まれています。街中には素敵なお店もたくさんあります。職場と家を往復する日々の方は、一駅前の駅で降りてみたり、遠回りをして家路についたり、少し寄り道してみると意外な発見があるかもしれません。通院されている方は、お帰りの際、遠回りしてみるのもよいと思います。何か気づきがあるかもしれません。
タイパ、コスパが気になる時代ですが、少し寄り道してみませんか。日頃眠っている感性が、目を覚ますかもしれません。
(疲れている日や気が重い日は、まっすぐ帰ってゆっくり休んでください。寄り道は、余裕のある日のお楽しみで十分です。)

